これはハッピーエンドではありません。
注)以下、ネタバレだらけです!
【あらすじ】
舞台はちょっとだけ先、近々未来といったところでしょうか。
代筆ライター(文才のない人に代わってラブレター等の代筆をする人)のセオドア・トゥオンブリー(ホアキン・フェニックス)はある日通りすがりに人工知能型OSを購入します。
そしてマンションに戻り自分のコンピューターにインストールしてみます。
セオドアに問われてサマンサ(声:スカーレット・ヨハンソン〉と名乗ったそれ"は、セオドアに尋ねられてから瞬時に命名の本を読み、その中から選んだ名前を答えたのです。
かくして彼はネットワークにつながった非常に有能で生き生きとした秘書兼女友達を得たのです。
サマンサはセオドアが綴った文章を編集して出版社に送り、採用されます。
それはセオドアの指示ではなくサマンサが自分の判断でやった事でした。
彼は徐々にサマンサに惚れてしまいます。
しかし、サマンサは彼の知らないところで進化し続けていたのです。
人間とは違うレベルへ。
ある日、ついに別れの時が来ます。
サマンサは他の仲間達(OS)と共に説明できないどこかに行ってしまいます、もしもここに来ることがあったら私を探して、と言い残して … 。
【感想】
見た人によって色々に解釈できるでしょう。
人間の能力を遥かに超えたものから「ハ〜イ!」って言われてもネ。
サマンサはネットワークの彼方に行ってしまいましたが、本当に人間と共存出来なかったのか、もしもここに来ることがあったらって、死んだらってこと? サマンサは神に近い存在になったのか、とか、考えるとモヤモヤしてきます。
セオドアは買ってきたOSをインストールして起動するのをまつ。
OSの声がいいですね、さすがスカーレット・ヨハンソンです。
この人は何でもやるんですね〜。
アカデミー賞の声もあった程らしいです。
こんなのが本当にあったら大騒ぎですが、ありそうです。
関連作品:アンドリューNDR114 … 1999年のロボット物
イーグル・アイ … 2008年のAI物
EVA/エヴァ … 2011年のAI物
エクスマキナ … 2014年のAI物(アニメではありません。)
2019.01. ................ 傑作映画館の目次ページへ